2009-01-01から1年間の記事一覧

twitterにいろいろ書き散らしてます。「@bemilesaway」http://twitter.com/twilogなんてのもあったので使ってみました。http://twilog.org/bemilesaway

先週の日曜と火曜に山を登った。それぞれ高尾山と御岳山。高尾の駅には何度か降りたことがあるものの、高尾山口駅ははじめて。ここまで来ると山の稜を縫うように線路が大きく湾曲していて、景色が変わる。山口駅からリフトやケーブルカーの発券所まで薬王院…

●最近古書ほうろうという千駄木にある古本屋さんによく行く。夜中の十一時くらいまでやっていて、人文系の学術書から小説に写真集、漫画と民俗学関係の本までたくさんあって過ごしやすいのでとにかく最高だ。奥にはデザインや映画関係の棚の手前に椅子も置い…

コピーとハムストリングを使う

午後四時くらいに起きて、しばらく借りていた沖縄民謡の歌詞カードをコピーしまくる。嘉手刈(かでかる。ホントは草冠がつく)さんのライナーノーツには平岡正明が書いたりしているがつまらんのでコピーせず、大城美佐子さんのインタビューは合わせてコピー…

十七回忌

祖父の十七回忌で帰省。総勢三十名を超える親戚の方たちがいらしてくれていた中、お寺様(僕の実家ではお坊さんのことを含めてこう言う)にお経をあげてもらう。おときは岩室温泉の綿屋という旅館。鈍行で七時間かけて当日一時半過ぎに家に無事着いた。前日…

●昭和の日、29日に横綱審議委員会の稽古総見一般公開へ行った。ほぼ人生はじめてといっていい、mixiの相撲コミュニティのオフ会という形で。なかなか僕の周りには相撲を熱心に見ている人はいないので、これは楽しかった。もっぱら周囲の友人とは取る。この前…

●広告批評が終わってしまった。三十年続いた、ってすごい。広告を批評する雑誌の最後の表紙は真っ白。橋本治が巻頭で連載していた「ああでもなく、こうでもなく」が数号だけ単行本に収録されずにそのままになる。最後に『広告批評』と一緒にどういう風に約十…

●gorillaで東大正門の交差点を信号待ちしていたら、また琴櫻似の寿司屋の親父に話しかけられる。俺を見つけての第一声が「お、まだ生き(活き)てたか」。そのときは普通に話すのだが、後から思い出すと吹き出してしまう。その辺の落語よかおもしい。

●「2クール」(小林聡美ともたいまさこが深夜にやっていたテレビ番組で、なにかをしながらのトークの時とドラマ仕立ての時とある)を第9話まで。小林さんともたいさんの二人がセットみたいなバーのカウンター越しに飲んでいたのを見かけたことがあって気に…

●「デメキング」(寺内康太郎)を渋谷シアターTSUTAYAで。なだぎ武演じる蜂屋の孤独がよい。亀岡のばかっぷりと少年探偵団を率いるリーダーシップもかっこいい。原作者のいましろたかし自身が自分の作品の最後に疑問をつけていた通り、この映画で新たなエン…

●携帯から文章を書こうとするとすごく視野が狭窄してしまうけど、ずいぶんそっちが慣れている。ただあんまり親指に従っていると冗長になるのは必至だから改行やショートカットのための安易な喩を多用してしまい、結局対象へ向かう息の長い文章からは遠い。以…

●池袋のルノアールでユング『ヨブへの答え』(僕のだけなぜか野村美紀子訳、秋山さと子の解説がついいていてかわいらしい装丁)の読書会。僕はこの池袋の南口周辺へ予備校時代に通っっていたのでよく知っているつもりでいたのだが、このルノアールのビジネス…

●夕飯を久しぶりに夏目坂の源治で食べた。以前は三和土(たたき)みたいな地面に背もたれのないイス、厨房が入って右手奥にあったはずだが、リニューアルして変っていた。右手にファストフードのようなボックス席もどきができていて、全体的に内装が安っぽく…

●深夜一時を過ぎて書店から出てくると、どうしてもつまらないので走り回ることにした。原付にまたがって千川通りを北上しながら、左手の路地にちょこちょこ入る。しかしこれは後で気づくのだが、探していた小石川の植物園は結局右手にあった。そのまま不忍通…

●喫茶店「麦」で読書。いとちんのブログが更新されていることに気づいて読んでいるうちに、ずるずると字を読むモードに集中してしまう。僕は普段論理構造の確かで複雑な散文を読むときに意識が集中するのにひどく時間がかかるのだが、混線した意識を一応は対…

●昼過ぎに起きて予備校時代の友人と池袋で飲むことに。東口にある「伯爵」という喫茶店で待ち合わせたのだが、彼は仕事が遅くなり七時過ぎに合流することになった。ちょうど「伯爵」の入っているレンガの建物には、二階のホテルと半地下階の居酒屋へと通じて…

●「チェンジリング」クリント・イーストウッド(http://changeling.jp/full.html)をバルト9で。映画を観ながらいろいろなことを考えて、それでいてその映画自体が体験として痕を残すような面白さを感じた。詳しい筋についてはHPなりで見てもらうとして、…

●「グエムル−漢江の怪物−」ポン・ジュノをDVDで。ペ・ドゥナが大好きなのだが、「吠える犬は噛まない」といいポン・ジュノとの相性がいいとはあまり思わない。彼女の魅力が最高に発現しているのは「リンダ・リンダ・リンダ」(山下敦弘)だと思う。 ペ・…

●しばらく「松本人志の放送室」の武道館での公開録音を聴いていた。小学校中学校を共にした尼崎の友人たちのなんと人間味あふれることか。わんちゃん・藤井・伊東・森岡のおっさんの存在感の強さに、こんがんまでキャラって言葉でまとめらったら世話ないなあ…

●起きるのがあまりに遅く、日の一食目が四時半ころという体たらく。高菜のチャーハンとチキンカツを食べながら傍ら高橋源一郎の「大人にはわからない日本文学史」を読む。主に文学界で連載していた「ニッポンの小説」で考えた萌芽のようなものを整理したよう…

●いとちん、かよ、芳賀の三人と鍋を囲む。出だしから僕が後楽園駅の出口の番号を間違え、かよは遅刻らし携帯を忘れたいとちんとは奇跡的に富士見坂下んとこで会えたものの、芳賀とは区民センターとシビックセンターの勘違いからすれ違う。あわわ 区民センタ…

●住んでいるマンションの五階の屋上から見渡すと、本郷の高いところにあるそこからはかなり見晴らしがいい。エレベータを降りた視線から斜め左側、西南方向には後楽園遊園地(今ではLa Quaとかいう馬鹿みとうな名前)の観覧車やジェットコースターが見え、何…

●親孝行のことをなぜか新歓コンパ、もしくはオプションのコンパニオンのグレードを変えることでスーパーコンパ、ハイパーコンパということになっているらしい下で、伯母さんとぶつかりそうになるのを肩を押さえて止める。いとこの家の廊下の角っこで。親孝行…

●「精G」ひさうちみちおを読みあげる。これはひさうちさん自身の母の介護体験がベースになっているマンガで、僕の好きな私マンガ(そんな言い方あるのかな)の要素が結構あって入門によかった。母の父に対する怨念がこもった妄想や、妄想だろうと済ませてい…

●深大寺へそばを食いに行こうと思って友人と示し合わせていたのだが、着くのが遅くなってしまいもう陽が暮れていた。首都高の下を走る甲州街道はオレンジっぽい照明で、そのせいかは分からないけど、のーっとした感じで窓の外の景色が流れていく。でもたぶん…

●「へばの」木村文洋をポレポレ東中野で。この前観た弘前劇場の公演(「アザミ」)といい、青森づいている。弘前は津軽で、六ヶ所は下北半島の方だけれども。映画についてはもうすでにいろんな方が書いたり言われたりしているように演出や描き込まれていない…

●この前近くの公園のベンチに腰掛けながら本を読んでいると、子どもたち三人が親から離れて駆けてきて、きゃっきゃと声を上げながら遊んでいた。三人は、一人が色の名前を言いその色のものを触る間に捕まってはいけない、というゲームをやっていて、一人の子…

●lifeリスナーの知人と阿佐ヶ谷のLoftへ。松江哲明さんの「あなたと飲みたい」という連続のイベントで今回は六回目。白石晃士監督の「暴力人間」を上映。フェイクドキュメンタリーでありながら、PFFの審査員が本物のドキュメンタリーだと勘違いして送り返…