2008-01-01から1年間の記事一覧

どうかしてる

冬も本領を発揮しはじめていると思っていたら、ときどき生ぬるい日もあったりと部屋を出るまで気構えがいる。東京の冬はいつも空が澄んでいて晴ればかり、公園の傍を通ると気づくのは夜には見ない小学校高学年から中学生くらいの男子女子がそこで過ごしてい…

いそけんさんとしばさきともか

■「世紀の大発見」磯崎憲一郎を半分ほど。それから柴崎友香のインタビューを読む@文藝2008秋季。なるほどな、と思ったことが何点か。以前僕は「きょうのできごと」を読んだときに、ものすごく嫌悪感を感じた。簡単にいうと、新居祝いに集まった友人たちがじ…

 情報化について−固有名より記述が大事に

■またまたまぐろ市場。ここおいしい。少し遅れて資料組織法概説及び演習へ。アッシリアの図書館からマケドニアの図書館やらいろいろな遺跡と大英博物館の円形閲覧室の写真、それから目録の歴史について。羊皮紙というメディアは、パピルスをめぐってアッシリ…

たやのあゆみさんのごあいさつ

■まぐろ市場で飯。ぼやぼや雑誌(PLANETS vol5)を読んでいたら、四限に遅れる。リュミエールの映画が面白くて笑う。教室を共にした学生の反応もよくて、ちょっとした一体感。H先生が新宿西口フォークゲリラの特集を組んでいたNHKの「昭和タイムトラベル」だ…

 多摩美で源ちゃん

■オリーブビレッジで豚のしょうが焼きとチキンカツを食べ、本郷図書館で読書。文京区内ではかなり新しい方で、鴎外図書館から分館した。不忍通りと直交する通りをちょっと入って団子坂上の交差点付近。千駄木にある本郷図書館。本郷にあるのは、真砂図書館。…

語るにおちて、ではなく語る

だいたい高校生くらいの頃まで、口論というのを単に無粋だと思っていた。口論というと喧嘩みたいだけど、テレビで目にする−ってことは注目を浴びるべきとされている−議論の質なんてほとんどすべてが相手の人格攻撃と同じだ、と思っていて、今もかわらない現…

アンダーソンかく語りき(書き直しと続き)

この前のエントリでは、いらん情報が多かった。そこからジャンプできなくなって中段した。今度はその情報からはじめる。「その情報は済んだ」ところからはじめたい。上げ底だけど、この稿はその情報がどの情報と関わるのか、に関するものです。だから、具体…

初釜の 橋本治の お恵みを

「初釜」は春の季語なんだろうが、こちら和納ではものすごい嵐がつづく。「ものすごき」という形容詞を感嘆みたく「すごい、不思議」のように使うのが、僕たちの言葉。今日は岩室温泉の「ゆめや」で、祖母の教えるお茶の教室の初釜に同席して、浴した。風呂…